自動車登録手続ワンストップサービス
One Stop Serviceの頭文字をとって、OSSと称される。
自動車の登録手続きを電子化し、インターネット経由で登録情報を国土交通省に送信し、登録を行う。
申請を行うためには、自賠責と車庫証明の電子化が必須となる。
現時点では、登録車(普通車)のみ全手続対応、軽自動車は継続検査(車検)のみ対応。
新車新規・中古新規では、登録する情報を流用して車庫証明・税申告も行うため、書類作成の手間がかなり軽減されたり、検査登録手数料が安くなるメリットがある。
ただ、相続が原因となる移転登録(遺産分割協議書等の提出が必要)や、障がい者等の自動車税減免措置がある車両、自社ローン下取り時の変更登録→商品車申告 等のパターンはOSSでは対応できない。(移転登録→商品車申告は可能)
継続検査に関しては、
1.車検証バーコードを読み込むことで、保適証に記載する情報の9割以上(走行距離以外の部分)を自動的に入力できる。
2.システムが重量税を計算するため、重量税の間違いが発生しない。
3.印紙を買う必要がない。
4.代理人が出頭して車検証を引き換えるため、依頼人は一切陸運支局に出頭する必要がない。
5.検査登録手数料が安い。
6.保適証・保適標章・管理簿等もシステムで一度に完成する。
等、大変大きいメリットがある。
継続的にOSSを導入される場合、弊所に利用申込後、申請が可能になるまでおおよそ1カ月ほどいただきます。
単発の申請はいつでもどうぞ。
ノウハウが溜まってきたので、弊所はARROWS OSS Registration Center と称してOSS登録専門機関を立ち上げることとしました。